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アッシャーの名を歴史に刻んだダイヤモンド”カリナン” |
プレミア鉱山の
カリナン発見記念碑 |
■1854年
アイザック・ジョセフ・アッシャーがアッシャー社を創設
■1903年
デビアスは当時世界最大995カラットのダイヤモンド”エクセルシオー”のカットをアムステルダムのアッシャー社に依頼しました。
このことから、世界一のカット職人というアッシャー兄弟に対する評価はますます確かなものになりました。
■1905年
南アフリカのプレミア鉱山で3106ctという途方もないダイヤモンド原石が発見されました。
鉱山会社の会長トーマス・カリナンの名をとって”カリナン”と呼ばれることになったこの原石は1907年にイギリス国王エドワードZ世に献上されました。
■1907年
イギリス国王エドワードZ世は、”カリナン”発見以前は世界最大のダイヤモンド原石であった”エクセルシオー”のカットに成功し、世界一のカット職人の名声を得ていたアッシャー兄弟に、そのカットを依頼されたのです。
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史上最大のダイヤモンド原石”カリナン”(3105カラット)は9個の大きなダイヤモンドと、96個の小さなダイヤモンドにカットされました。
その中で最大のカリナンT世(530.2ctペアシェープカット)は英国王室の王笏(おうしゃく)に、2番目に大きなカリナンU世(317.4ctクッションカット)は王冠に飾られ今でも英国議会の開会式や英国国王の戴冠式に用いられています。
式典以外では英国のロンドン塔の「ジュエルハウス」に展示されており、我々も目にすることができます。 |
世界でただひとつ、ROYALの称号を持つダイヤモンド
・・・ロイヤルアッシャーダイヤモンド |
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■1980年
オランダ、ユリアナ女王より”ロイヤル”の称号を授けられる。
永年にわたりオランダに貢献した企業、そして一業種一社にのみ限られた栄誉。それが”ロイヤル”の称号です。その他に、オランダでロイヤルの称号を許される企業はシェル石油(ROYAL
DUCH SHELL)、KLMオランダ航空(ROYAL DUCH AIRLINE)など、数社に限られています。
写真左:オランダ・アムステルダムにあるロイヤルアッシャーダイヤモンド本社ビル。この近辺には「ダイヤモンド・ストリート」と命名された通りがある。
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ロゴマークの変遷(ロイヤルの称号を授けられてから王冠が加わりました。) |
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ペアシェープカットのカリナンT世をモチーフにしたロゴマーク |
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現在のロゴ |
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ロイヤルアッシャー社の社章でもあるクラウンは、”ロイヤル”の称号を授かったロイヤルアッシャーダイヤモンドにのみ許されたものと言えるでしょう。
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栄誉の記録 |
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ロイヤルアッシャー社にはゴールデンブックと呼ばれる、来客名簿が保管されています。
そこにはオランダを公式訪問される王室、皇室、各国首脳などがロイヤルアッシャー社を訪れた際にご署名いただくもので、エリザベス女王や昭和天皇など、世界のVIPの署名が連ねられ、歴史と由緒にいっそうの輝きを添えています。 |
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当店では1975年よりアッシャーダイヤモンドを取り扱ってまいりました。
その当時は社名の頭にロイヤルはありませんでした。
その後1980年にオランダ・ユリアナ女王よりロイヤルの称号を授けられ社名がロイヤルアッシャーダイヤモンドとなりました。
2007年までは時計だけでなく、宝飾業界でも草分け的なセイコーが輸入元になっていました。
しかし、セイコーは宝飾より撤退しましたので、その後2008年にロイヤルアッシャージャパンが立ち上がり現在に至っています。 |
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